いなげやnews|第1Q営業収益645億円7%減、経常利益11億円67%減

(株)いなげや(東京都立川市、本杉吉員社長)が2022年3月期の第1四半期決算を発表した。

営業収益645億0200万円(前年同期比6.9%減)、営業利益9億6100万円(68.6%減)、経常利益10億5200万円(66.6%減)、四半期純利益6億6400万円(68.7%減)と減収減益だ。なお、同社は2022年3月期期首から「収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号2020年3月31日)」等を適用しており、第1四半期に係る各数値についてはこの会計基準等を適用した後の数値となっている。

営業利益率は1.5%、経常利益率が1.6%。

セグメント別の状況は以下の通り。

いなげやのスーパーマーケット事業は(株)いなげやと(株)三浦屋で構成されている。スーパーマーケットのセグメント別売上高は509億5500万円(8.0%減)、セグメント利益は7億6000万円(73.0%減)。設備投資としては、いなげやで既存店活性化を推進し、小平回田店や松伏店など3店舗を改装した。第1四半期の期末店舗数は前年度末から変動なく、いなげや133店舗と三浦屋8店舗の合わせて141店舗となっている。

(株)ウエルパークが営むドラッグストア事業のセグメント別売上高は107億6300万円(3.4%減)、セグメント利益は1億1000万円(29.4%減)。ドラッグストア事業でも既存店活性化のために設備投資を行っており、東葛西店や東日暮里一丁目店など10店舗の改装を実施した。ドラッグストアの期末店舗数も前年末から変動なく、136店舗。

小売支援事業は、卸売業の(株)サンフード、店舗の警備、施設管理等を営む(株)サピアコーポレーション、障害者雇用の(株)いなげやウィング、農業経営の(株)いなげやドリームファームで成り立っている。これら事業のセグメント別売上高は1億3500万円(1.7%増)、セグメント利益は9800万円(8.1%減)。

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