AOKI news|第1Q売上高329億円25.6%増だが経常損失16億円/赤字幅減少

(株)AOKIホールディングス(神奈川県横浜市、青木彰宏社長)が2022年3月期第1四半期の決算を発表した。

売上高329億0500万円(前年同期比25.6%増)、営業損失14億5700万円(前年同期は営業損失75億6600万円)、経常損失15億8300万円(前年同期は経常損失77億6700万円)、四半期純損失17億3800万円(前年同期は四半期純損失64億2900万円)。前年同期に比べて赤字幅は減少した。

なお、当第1四半期連結累計期間より、「収益認識に関する会計基準」等を適用している。この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は10億1500万円減少し、営業損失および経常損失はそれぞれ2億4700万円減少している。

ファッション事業の売上高は173億6400万円(前年同期比4.6%増)、営業損失は11億6900万円(前年同期は営業損失29億4400万円)。

これまでのAOKI・ORIHICA(オリヒカ)になかった新たな商品群(ホーム&ワークスタイル)として「パジャマスーツ」や「アクティブワークスーツ」を、コロナ禍における必需品として、春夏用「抗ウイルス・洗えるマスク」や「洗えるスーツ」を、夏に最適なコーディネートアイテムの「ビズポロシャツ」などの拡充を強化した。

また、働く女性に向けて「機能性ジャケット&セットアップ」や「360°キレイパンツ」など、商品の提案と連動した販促、接客の強化を本格的にスタートさせた。

OMO推進として、来店時に提案した商品情報をオンライン上でいつでもどこでも確認でき、スムーズに購入できる「テイクアウトサービス」の運用を全店で開始した。

店舗面では、ORIHICAのフォーマットで1店舗を新規出店した一方、営業効率改善のためAOKI (アオキ) ブランドで3店舗、ORIHICAで3店舗を閉鎖した。6月末の店舗数は624店(前期末628店)となった。

アニヴェルセル・ブライダル事業の売上高は24億5500万円(前年同期は2億5300万円)、営業利益は9700万円(前年同期は営業損失13億2400万円)。

全施設において、日程変更した顧客へのきめ細かな対応と感染予防対策を徹底し、安心・安全な挙式・披露宴を提供してきた。また、新生活様式に合わせた「チャペルウエディング」「ファミリーウエディング」「フォトウエディング」のなどの提案に加え、アニヴェルセルとTAKAMI BRIDALが共同開発を行ったオリジナルドレスコレクション「Arêve(アレーヴ)」の新ラインナップを発表した。

エンターテイメント事業の売上高は127億6100万円(41.4%増)、営業損失は5億5300万円(前年同期は営業損失35億2400万円)。

すべての業態で新型コロナウイルス感染症への対策を徹底して営業を継続した。複合カフェの快活CLUBでは、高知県への初出店によって全国47都道府県への出店を完了するとともに、ドミナント化によるシェア拡大を図った。

店舗面では、シェアリングスペースの快活CLUBで3店舗、フィットネスジムのFiT24で14店舗を新規出店した一方、業態転換及び営業効率改善のため、快活CLUB6店舗、コート・ダジュール3店舗を閉鎖した。6月末の店舗数は667店(前期末659店)。

不動産賃貸事業では、各事業の閉店店舗の賃貸を推し進めたことにより、売上高は10億5300万円(8.3%増)、営業利益は2億4800万円(27.1%増)となった。

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