ゼビオnews|第1Q売上高560億円37%増/経常利益31億で黒字転換

ゼビオホールディングス(株)(福島県郡山市、諸橋友良社長)が2022年3月期の第1四半期決算を発表した。

売上高559億7300万円(前年同期比37.0%増)、営業利益27億1500万円(前年同期は4億6900万円の営業損失)、経常利益31億0000万円(前年同期は5億0200万円の経常損失)、四半期純利益20億8000万円(前年同期は4億7700万円の四半期純損失)と大幅な改善だ。

営業利益率4.9%、経常利益率5.5%と利益率も確保している。

緊急事態宣言による休業や営業時間短縮による影響は限定的だった。また前年同期間と比較して来店客数が都心を中心に大幅に改善したこと、EC販売の下支えもあり全カテゴリにおいて売上高の増加に繋がった。

ゴルフ用品・用具部門の売上高は、前年同期比66億8700万円の増加となった。ゴルフ用品・用具は3密回避の対応でプレー環境が持続できたこと、ビギナー層の増加や新商品の販売キャンペーンの実施などによって、好調に推移した。

一般競技スポーツ・シューズ部門の売上高は、前年同期比53億2000万円増加した。スポーツアパレル部門の売上高は、前年同期比8億4000万円の増加となった。一般競技スポーツ・シューズ・スポーツアパレル部門では、昨年の部活動の停止、大会の休止などスポーツ機会が大幅に抑制された反動で、部活動需要を中心に回復傾向にある。

アウトドア・その他部門の売上高は、前年同期比15億8600万円の増加となった。アウトドア・その他部門では、ソロ・デュオキャンパーを中心とした新規参入による市場拡大が継続しているキャンプが好調に推移したこと、昨年の自粛の反動でトレッキング、マリンスポーツが拡大となった。

同社は店舗のスクラップ&ビルドを推進している。第1四半期末は6店舗を出店し、6店舗を閉店した。新業態フォーマット開発を含めた新店の出店や既存店改装を継続していく。

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