マミーマートnews|第3Q売上高999億円・経常利益22.6%増と好調維持
(株)マミーマート(埼玉県さいたま市、岩崎裕文社長)の2021年9月期第3四半期は、売上高が998億8900万円(前年同期比8.7%増)、営業利益48億6200万円(23.1%増)、経常利益52億0300万円(22.6%増)、四半期純利益34億4200万円(26.0%増)と増収増益だ。
営業利益率4.9%、経常利益率5.2%。
マミーマートは「Enjoy Life !」を基本方針として「新しい売り方の確立と人財育成」をメインテーマに、「より良い商品を地域No.1価格で提供する店舗の構築」「安く売れる仕組みづくり」「自ら成長し続ける人財の育成」の3つを重点項目として施策を進めている。
店舗展開ではEDLP型を主体として小商圏の地域のニーズに対応する「マミーマート」と、広域集客、生鮮部門の専門化を志向する「生鮮市場TOP」の2つのフォーマットを展開する。「生鮮市場TOP」は、オペレーションを見直し、販売・運営面のコストを徹底的に抑えることで、生鮮食品・頻度品を圧倒的な低価格で提供する。
商品カテゴリーでは、惣菜を強化。子会社の彩裕フーズ(株)が惣菜の製造・販売を担い、自社工場製造商品の。
安く売れる仕組みづくりでは、店舗でレイバースケジューリングを導入。一つの作業に費やす時間を算出し、マニュアル化した標準作業時間に沿った人員配置を行っている。部門の垣根を越えた作業など、仕事に人をつける体制が進められている。
5月に生鮮市場TOP高麗川店(埼玉県日高市)、6月に関東5県目の進出となる生鮮市場TOPガーデン前橋店(群馬県前橋市)を開店した。店舗数は、温浴事業・葬祭事業を含め80店舗。