ゲオnews|第1Q売上高761億円8.2%減・経常利益63%減/巣ごもり需要終息
(株)ゲオホールディングス(愛知県名古屋市、遠藤結蔵社長)が2022年3月期の第1四半期決算を発表した。「収益認識に関する会計基準」を適用しているため、前年同期比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いている。
売上高は760億8800万円(前年同期比8.2%減)、営業利益が11億5500万円(65.7%減)、経常利益13億4100万円(63.1%減)、四半期純利益5億2600万円(78.0%減)の減収・大幅減益。
営業利益率1.5%、経常利益率1.8%。
リユース系リユース商材は、「2ndSTREET」が主力とする衣料品が外出自粛の影響を強く受けて低迷した。しかし消費者の環境意識の高まりや節約・生活防衛志向もあり、リユース商材の市場規模は拡大していくとの想定のもと、今期は2ndSTREET60店舗の新規出店を計画している。4~6月には15店舗を出店した。
メディア系リユース商材は、リユースゲーム機本体の在庫の確保が可能となり、販売につながった。リユースゲームソフトは昨年発生した巣ごもり特需に及ばなかったことから、商材全体の売上げは減少した。
ゲーム機本体とゲームソフトを主力とする新品商材は、前期に発生した巣ごもり特需からの反動で売上げは減少した。
DVD等映像レンタルを主な商材とするレンタルについては、巣ごもり需要の終息、新作タイトルの不足により売上げは大きく減少した。
ゲオグループ全体で、直営店の出店が24店舗、退店数が22店舗、FC店・代理店は退店数が2店舗となり、合計1956店舗。