アインnews|第1Q売上高750億円5%増・経常利益73%増/ECサイト5月開設

(株)アインホールディングス(北海道札幌市、大谷喜一社長)が2022年4月期の第1四半期決算を発表した。

同社は「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を、当第1四半期連結会計期間の期首から適用している。

売上高は750億1100万円(前年同期比5.0%増)、営業利益26億1100万円(124.3%増)、経常利益28億6400万円(73.1%増)、四半期純利益13億0900万円(54.6%増)と増収増益だ。

営業利益率3.5%、経常利益率3.8%。

ファーマシー事業の売上高は668億2800万円(6.3%増)、セグメント利益は48億7900万円(41.4%増)。同グループでは、地域医療連携、お薬手帳等を活用した服薬情報の一元的・継続的な把握とそれに基く薬学的管理および指導の強化、在宅医療対応等による「かかりつけ薬剤師・薬局」としての機能発揮に取り組んでいる。また、コロナ下での医薬品の受け取りニーズの多様化や非接触決済へのニーズが高まっていることから、コンビニエンスストアのロッカーを活用した医薬品の受け取りを5月に実証実験し、6月にはキャッシュレス決済の追加導入を開始した。

店舗面ではM&Aを含め、グループ全体で12店舗を出店、3店舗を閉店した。これによりアインホールディングスグループにおける薬局総数は1074店舗となった。

リテール事業の売上高は50億6300万円(17.9%増)、セグメント損失は5億0300万円(前年同期は2億9200万円の損失)となった。コロナの再拡大によって、コスメ&ドラッグストア事業は厳しい市場環境が続くなか、各店舗に応じた戦略的な売場づくりを実施した。また、オンラインショップ「AINZ&TULPE WEBSTORE 公式ECサイト」を5月に開設し、顧客の利便性やサービスの向上を図った。

店舗面では、1店舗の出店により、コスメ&ドラッグストアの店舗数は70店舗となった。

その他の事業は、売上高は31億4300万円(27.0%減)、セグメント利益は1300万円 (前年同期は2億6200万円の損失)となった。

 

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