イオン北海道news|第2Q売上高1601億円1.6%増・経常利益38.1%減
イオン北海道(株)(札幌市白石区、青栁英樹社長)の2022年2月期第2四半期は、売上高が1600億6800万円(前年同期比1.6%増)、既存店も前年同期比101.0%と増収だ。営業利益20億8900万円(37.8%減)、経常利益20億7600万円(38.1%減)、四半期純利益10億4200万円(57.1%減)。これは、物流センターの新設や店舗の大型改装、セルフレジ導入などの設備費増加に加え、前年自粛した販促費の反動増が要因だ。
営業総利益は、食品部門の売上高増加やテナント収入の反動増が影響し491億7400万円(前年同期比101.8%)。販売費及び一般管理費は、470億8400万円(前年同期比104.7%)だった。
営業利益率、経常利益率ともに1.3%。
業態別の売上高は、GMS(総合スーパー)は861億9800万円(前年同期比101.5%、既存店前年同期比101.5%)、SM(スーパーマーケット)は495億3100万円(101.3%、既存店99.7%)、DS(ディスカウントストア)は208億6600万円(101.9%、既存店101.2%)。
ライン別の売上高は、衣料部門はファッションマスクの反動減や社会行事の自粛、中止による需要減の影響で前年同期比100.4%(既存店100.4%)。食品部門は中食需要が継続しデリカやリカーが好調で102.4%(既存店101.6%)。住居余暇部門は衛生用品の需要が落ち着いたほか、前期大幅伸長した手芸用品やゲーム、サイクルの反動があり97.5%(既存店97.4%)。
インターネット販売事業は、売上高前年同期比124.1%と伸長した。このうち、ネットスーパーは、新規会員数が増加し売上高は121.7%、インターネットショップ「eショップ」も136.6%と好調に推移した。
GMS3店舗、SM4店舗、DS2店舗の計9店舗で大型の改装を行った。
商品に関する取り組みでは、食品商品開発部が産地開発や商品開発に取り組んだオリジナル商品を約800品目開発し、売上高の嵩上げに貢献した。また、8月にはイオン石狩PCを稼働した。