アクシアルnews|第2Q売上高1226億円・経常利益20.5%減/来客数2.4%減

アクシアルリテイリング(株)(新潟県長岡市、原和彦社長)が2022年3月期第1四半期の決算を発表した。

2021年4月1日~2021年9月30日の業績は、売上高1226億3800万円、営業利益57億2100万円(前年同期比20.0%減)、経常利益59億3900万円(20.5%減)、四半期純利益39億6600万円(21.6%減)だった。なお同社は2022年3月期期首から「収益認識に関する会計基準」を適用しており、前年同期と収益の会計処理方法が異なるため、売上高の前年同期比を記載していない。

営業利益率は4.7%、経常利益率は4.8%。

アクシアルリテイリングは、新潟県を中心とする(株)原信、(株)ナルス、群馬県を中心とする(株)フレッセイのスーパーマーケット3社で構成される。

スーパーマーケット事業の売上高は1223億5600万円、営業利益は54億4100万円(21.5%減)。

新型コロナウイルス感染を予防するため、来店頻度を減らすといった顧客の購買行動が顕著だったことや前年同期の反動もあって、来店客数は既存店で2.4%減少した。しかし買上点数は、来店時にまとめ買いをするといった傾向や、食事は外食を控え店舗で購入して内食・中食で済ますといった消費者の動向が継続していることと、オリンピックの自宅観戦などの要因が加わって、既存店の客単価は1.2%増加した。

1品単価については、野菜相場が前年同期に比べて若干低めに推移したため、前年同期を下回ったが、買上点数が前年同期を上回ったことから、客単価は既存店で0.6%増加した。

売上総利益率は、2.4ポイント増加して28.9%となった。なお「収益認識に関する会計基準」等の影響を除いた売上総利益率は、商品回転率の低下で、前年同期に比べ0.4ポイント減少し、26.1%となった。

7月にフレッセイ安堀店(群馬県伊勢崎市)、原信関屋店(新潟県新潟市)で改装を実施し、6月にフレッセイ館林店(群馬県館林市)を、9月にフレッセイ小鳥店(群馬県高崎市)を閉鎖した。9月末の店舗数は原信66店舗、ナルス13店舗、フレッセイ49店舗となり、グループ店舗数は128店舗。

通期は売上高2380億円、営業利益99億円、経常利益100億円、当期純利益63億円を見込む。

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