ゲオnews|第2Q売上高1519億円4.2%減/経常利益48.8%減
(株)ゲオホールディングス(愛知県名古屋市、遠藤結蔵社長)が2022年3月期の第2四半期決算を発表した。同社は今期期首から「収益認識に関する会計基準」を適用している。
売上高は1519億4800万円(前年同期比4.2%減)、営業利益が14億8200万円(59.1%減)、経常利益19億9300万円(48.8%減)、そして四半期純利益は7億2500万円(41.0%減)の減収減益となった。
営業利益率1.0%、経常利益率1.3%。
リユース衣料を主力とする「2nd STREET」は外出自粛の影響を強く受けていたが、外出自粛の緩和に伴い、回復傾向が見られるようになった。またリユースラグジュアリー商材は、海外市場の盛況によって高級時計等の海外卸売りが好調に推移した。
メディア系リユース商材は、新品ゲーム機本体の需給バランスの不均衡が改善方向に進んだことにより、リユースゲーム機本体の在庫確保が可能となった。その結果、販売につながるというサイクルに改善している。スマートフォン等のリユース通信機器は、新型iPhoneが発表されたことにより、買取・販売ともに回復傾向がみられるようになった。リユースゲームソフトは昨年の巣ごもり特需には及ばず、売上げが減少した。
DVD等の映像レンタルは、前期から続いている映画の劇場公開延期等の影響から新作タイトルの供給減少状態が継続している。また、映像配信サービスが普及していることから、売上げ減少傾向は継続している。
ゲオグループ全体の第2四半期の期末店舗数は、直営店の出店が46店舗、退店が56店舗、FC店・代理店は出店が3店舗、退店が3店舗で合計1946店舗。