平和堂news|第3Q営業収益3227億円0.6%増・経常利益8.6%増の増収増益
(株)平和堂(滋賀県彦根市、平松正嗣社長)が2022年2月期第3四半期連結決算を発表した。
2021年2月21日~11月20日の連結業績は、営業収益3227億0700万円(前年同期比0.6%増)、営業利益98億6300万円(7.7%増)、経常利益108億3300万円(8.6%増)、四半期純利益72億7000万円(14.8%増)の増収増益だ。
営業利益率3.1%、経常利益率は3.4%。
前期に引き続き「巣ごもり消費」により食品は堅調に推移したが、効果が一巡したことで売上げが前期を上回ることは難しく、業種業態を越えた顧客の獲得競争も厳しさを増して、消費環境は厳しい状況となっている。しかし制限が緩和された事業においては前期と比べて厳しい環境が継続しているものの、当期は反動により業績は改善した。
通期は、営業収益4450億円(1.3%増)、営業利益165億円(17.5%増)、経常利益177億円(17.6%増)、当期利益99億円(1.8%増)を見込む。
平和堂単体では営業収益は2855億5700万円(前年比0.2%減)となり、営業利益は89億3900万円(7.5%減)、経常利益100億2300万円(9.9%減)、純利益69億7200万円(8.9%減)。構成比78.8%を占める食料品は、既存店売上高が前年比1.3%減だった。地域別では福井県と富山県の店舗が売上げを伸ばした。
第3四半期は11月2日に「アル・プラザ醍醐」(京都府京都市)、11月19日に「アル・プラザ武生」(福井県越前市)の改装を行っている。また、なるぱーく店(愛知県名古屋市)を9月に閉店した。