カワチ薬品news|第3Q売上高2.1%減・経常利益25.8%減の減収減益
(株)カワチ薬品(栃木県小山市、河内伸二社長)が2022年3月期第3四半期の決算を発表した。
2021年3月16日~2021年12月15日の業績は、売上高2114億9800万円(2.1%減)、営業利益62億5800万円(28.3%減)、経常利益70億0700万円(25.8%減)、四半期純利益46億3400万円(25.8%減)で、減収減益となった。
営業利益率は3.0%、経常利益率は3.3%。
衛生用品を中心とした感染予防関連商材や内食需要が急増した前年に対し、今年は一時感染者数が減少傾向となったことから、前年急増した需要の反動減の影響を受けた。
カワチ薬品では内食志向に対応した食品のほか予防関連商材や生活必需品の需要に対応するために、店舗の改装や営業時間の延長するなど、ドラッグストアとしての機能強化を図った。またセルフレジを導入し、コスト低減に努めた。
既存地区である福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県に各1店舗を新規出店し、調剤薬局は宮城県、福島県、茨城県の既存店に各1件併設した。一方で青森県の1店舗を退店し、栃木県の調剤薬局を1件閉局した。12月15日時点の店舗数は350店、そのうち調剤併設店舗は124店となった。
通期は、売上高2820億円(0.9%減)、営業利益80億円(24.2%減)、経常利益90億円(22.3%減)、当期純利益58億円(18.4%減)を見込む。