ヤマザワnews|年商1107億2.0%減・経常利益51.8%減の減収減益

(株)ヤマザワ(山形県山形市、古山利昭社長)は2022年2月期の本決算を発表した。

売上高は1106億7300万円(前年同期比2.0%減)、営業利益は11億0000万円(55.3%減)、経常利益は11億6100万円(51.8%減)、純利益は3億6800万円(58.1%減)となった。

営業利益率、経常利益率ともに1.0%。

スーパーマーケット事業の売上高は975億0000万円(1.8%減)、ドラッグストア事業の売上高は131億6600万円(3.8%減)、その他事業の売上高は600万円となった。

スーパーマーケット事業では、集客強化および店舗活性化のため、売場づくりの改革を実施。「今週の一品」と銘打ち、バイヤー推薦の商品を週ごとに設定して全店で販売を徹底した。2021年3月から、加工食品や日用品を中心に「商品を厳選した期間毎に異なるお買い得商品」を販売し、買上点数アップを図った。

また、来店が困難な顧客の利便性向上を目的に、2020年6月から開始した移動スーパー「とくし丸」事業が好評を得ている。山形県内で7台、秋田県内で9台稼働しており、エリアを拡大して運行を増やしていく予定だ。

店舗面では、ヤマザワで、2020年7月に高砂店(宮城県仙台市)を閉店し、2021年5月に中野栄店(宮城県仙台市)を、名称変更して同敷地へ新設した。売場面積は300坪と、旧店舗よりも売場面積を縮小したが、品揃えの拡充、商圏ニーズに合った商品展開およびゾーン化を推進した店づくりを行った。

既存店改装は、ヤマザワで2021年6月に寒河江西店(山形県寒河江市)、7月に相生町店(山形県米沢市)、9月に花沢町店(山形県米沢市)、11月に富谷成田店(宮城県富谷市)の4店舗で、よねや商事で11月にハッピーモール店(秋田県横手市)の1店舗で実施した。

ヤマザワの店舗は山形県内41店舗、宮城県内19店舗、よねや商事の店舗が秋田県内10店舗。スーパーマーケット事業の合計店舗数は70店舗となった。

ドラッグストア事業では、2021年6月に調剤薬局多賀城店(宮城県多賀城市)を開店した。また、既存店の活性化として5店舗で改装・売場手直しを実施した。なお、2店舗のドラッグストアをを閉店した。

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