ケーヨーnews|年商1021億円10.0%減・経常利益2.0%減の減収減益

(株)ケーヨー(千葉市若葉区、醍醐茂夫社長)が2022年2月期の本決算を発表した。

売上高は1020億7600万円(前年比90.0%)、営業利益は47億4900万円(前年比97.1%)、経常利益は54億9300万円(前年比98.0%)、純利益は37億7300万円(前年比124.0%)だった。コロナ特需の反動減、オリンピック開催期間の客数減少によって減収減益となった。

営業利益率は4.7%、経常利益率は5.4%。

 

利益面では、DCM共通商品への入替効果およびDIY・園芸用品の売上高構成比の増加で荒利益率が改善したほか、店舗オペレーション改善により人件費を中心とした経費コントロールを継続したことで、前年を下回る経費高に抑えた。

販売面では、DIY・園芸用品の需要が継続し、リフォーム受注体制の充実や住まいに関するサービスの拡大で住宅設備部門が好調に推移した。一方で、夏季の天候不順や冬季の気温低下が遅れた影響で冷暖房関連商品が不振だった。

販売拠点では、敷地の有効活用を目的に売場面積の見直しを実施した。6月に新たにオープンした一宮八幡店(愛知県一宮市)のほか、全面改装によるリニューアルオープンを8店舗で実施した。

5月に稲沢店(愛知県稲沢市)、6月に西野山店(京都府京都市)、旧一宮八幡店(愛知県一宮市)、11月につくば店(茨城県つくば市)の計4店舗を閉店した。

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