ノジマnews|年商5650億円8.0%増・経常利益44.5%減の増収減益

(株)ノジマ(神奈川県横浜市、野島廣司社長)の2022年3月期は、売上高が5649億8900万円(前年同期比8.0%増)、営業利益が331億6600万円(2.0%減)だった。スルガ銀行株式会社の持分法適用化もあり、経常利益は358億9000万円(44.5%減)、純利益は258億6200万円(51.0%減)だった。

営業利益率は5.9%、経常利益率は6.3%。

デジタル家電専門店運営事業の売上高は2514億4300万円(前年同期比102.2%)、経常利益は206億8500万円(100.4%)。有機ELテレビ等の販売が好調に推移したほか、大型・高機能の冷蔵庫、洗濯機や調理家電、理美容家電が堅調に推移したため、デジタル家電事業の売上高は前年を上回った。また、新宿、池袋等、駅前の好立地に積極的な出店を行い、17店舗を新規出店した。既存店舗についても改装を進めた。

キャリアショップ運営事業の売上高は1879億5300万円(前年同期比102.9%)、経常利益は58億8700万円(69.4%)。出張販売等の販売促進費が増加したことで利益面は前年を下回った。

インターネット事業の売上高は723億5800万円(前年同期比147.2%)、経常利益は57億7000万円(154.7%)。テレワークやオンライン授業が定着したことにより超高速ブロードバンドサービスは再拡大傾向にある。

海外事業の売上高は430億0500万円(前年同期比107.7%)、経常利益は210億0200万円(前年同期比72.7%)。

3月末の総店舗数はデジタル家電専門店運営事業では226店。キャリアショップ運営事業では585店。海外事業では65店の計876店。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧