ゼビオnews|年商2233億円10%増・経常利益80%増/ゴルフ需要が牽引

ゼビオホールディングス(株)(福島県郡山市、諸橋友良社長)の2022年3月期連結業績は、売上高が2232億8200万円(前年同期比10.3%増)となり、営業利益49億9900万円(80.7%増)、経常利益78億5100万円(80.8%増)の増益となり、当期純利益38億3600万円(830.3%増)ととなった。

営業利益率は2.1%、経常利益率は3.4%。

東京2020オリンピック・パラリンピックや北京2022冬季オリンピック・パラリンピックがスポーツ需要を後押した。またコロナ禍にあってもオープンエアーレジャーや部活動を始めとする学校活動やスポーツ大会の再開などから、地域や商品によって売上げの伸長や回復が見られた。

ゼビオグループでは、ゴルフ事業において、新規出店やスポーツ店からの業態転換によって大型ゴルフ専門店を増やした。アウトドアやウィンタースポーツでは、売場を拡大して品揃えを強化した。またECについては、モバイルポイントカード会員数の拡大と販促強化で売上げ増を図った。

一方でコロナ禍による環境変化に対応するために、人材開発と業務標準化を掲げ、主力業態の再構築に取り組んだ。

主要部門の売上高の前期比はウィンタースポーツ部門が20.7%増、ゴルフ部門が21.1%増、一般競技スポーツ・シューズ部門が9.7%増、スポーツアパレル部門2.8%、アウトドア・その他部門が0.2%増。

74店舗を出店し39店舗を閉店した。3月末のグループ総店舗数は899店舗。店舗のスクラップ&ビルドと新業態フォーマットの開発、既存店改装に注力した。

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