AOKI news|年商1549億円8.2%増で黒字化/フレッシャーズ商戦が好調

(株)AOKIホールディングス(神奈川県横浜市、青木彰宏社長)の2022年3月期は、売上高が1549億1600万円(前期比8.2%増)営業利益54億4300万円(前期は営業損失57億9300万円)、経常利益が43億6000万円(前期は経常損失66億0600万円)、当期純利益が25億6300万円(前期は当期純損失119億3100万円)と黒字転換した。

営業利益率は3.5%、経常利益率は2.8%。

ファッション事業は2月後半から3月にかけてフレッシャーズ商戦が好調に推移したことから売上高は886億4200万円(前期比3.8%増)、営業利益は47億9500万円(219.9%増)の増収増益だった。累計販売着数が10万着を超えた大ヒット商品「パジャマスーツ」のラインナップ拡大や、関連商品の「パジャマシューズ」を新たに展開した。AOKIとORIHICAでそれぞれ1店舗を新規出店した一方で、AOKIで10店舗とORIHICAで11店舗を閉鎖した。3月末店舗数は前期から18店舗減の610店舗。

エンターテイメント事業の売上高は569億9300万円(前期比17.5%増)、営業利益は5億9000万円(前期は営業損失51億9000万円)の増収増益となり、営業黒字となった。カフェの快活CLUBは、「日本全国どこでもオフィス」プロジェクトを推進して、鍵付完全個室や多彩な決済手段、ビジネス・学習コンテンツを導入した。カラオケのコート・ダジュールは、学生限定フリータイムプランや動画配信、スマホ接続キットサービスなどで需要喚起を図った。24時間営業のセルフ型フィットネスジムのFiT24は、健康志向の高まりを受け好調に推移した。快活CLUBで29店舗、FiT24で45店舗を新規出店したが、業態転換や営業効率改善のため快活CLUBで21店舗とコート・ダジュールで4店舗を閉鎖した。3月末店舗数は49店舗増の708店舗。

コロナ禍の影響を最も受けているアニヴェルセル・ブライダル事業の売上高は79億7600万円、営業損失は5億8000万円(前年同期は営業損失30億8800万円)。営業赤字幅は縮小。契約満了等に伴い2店舗を閉鎖した結果、3月末店舗数は10店舗。

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