ウエルシアnews|第2Q売上高5628億円10.7%増・経常利益11.2%増
ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、松本忠久社長)が2023年2月期の第2四半期決算を発表した。
売上高は5627億5200万円(前年同期比10.7%増)、営業利益239億8800万円(5.5%増)、経常利益279億7400万円(11.2%増)、四半期純利益170億8800万円(10.1%増)と増収増益だ。
営業利益率4.3%、経常利益率5.0%。
物販部門は、コロナウイルス第7波の感染拡大で医薬品部門の関連商品が売上げを牽引したが、化粧品部門はコロナ以前の売上げには戻らない状況が続いている。
調剤部門は、調剤報酬改定・薬価改定の影響があったものの、調剤併設数の増加(当第2四半期末現在1948店舗)、加えてコロナ下においても受診抑制の影響を大きく受けることがなかったため、処方箋受付枚数が伸長した。
品目別売上高は「医薬品」が1158億2200万円、「調剤」が1102億0300万円、「化粧品」が883億2700万円、「家庭用雑貨」が774億1100万円、「食品」が1249億2800万円。
販管費は、燃料単価の高騰により水道光熱費が増加したものの、店舗人時数の適正化に向けた継続的な取組、自働発注等の推進による店舗業務の効率化により、人件費を中心とした経費適正化に努めた。
グループ全体で80店舗の出店と11店舗の閉店を実施し、8月末の店舗数は2702店舗。