コナカnews|第2Q売上高366億円6.4%増・経常利益11億円

(株)コナカ(神奈川県横浜市、湖中謙介社長)が2023年9月期第2四半期の決算を発表した。

2022年10月1日~3月31日の業績は、売上高365億9200万円(前年同期比は6.4%増)、営業利益7億5900万円(前年同期は営業損失5億3700万円)、経常利益10億0500万円(755.1%増)、四半期純利益10億5200万円(前年同期は四半期純損失6億8300万円)だった。

営業利益率2.1%、経常利益率2.7%。

ファッション事業の売上高は(株)サマンサタバサジャパンリミテッドの第3および第4四半期と合わせ、352億3900万円(前年同期比6.4%増)となった。

中期経営計画に掲げた事業ポートフォリオの見直しを加速させて店舗網の新陳代謝や人的資本のシフトを進めるとともに、客単価の向上や販管費の抑制等、経営効率の改善に努めた。

オーダー事業の継続的な成長に併行して既製スーツの売上げも堅調に回復し、「コナカ・フタタ」では前四半期に引き続き、創業70周年の記念商品である「ULTRA MOVE 7WAY スーツ」が好評だった。フレッシャーズ商戦では、スリーピーススーツや単品ベストが好調に推移した。

また、「SUIT SELECT」では、俳優の櫻井海音さんをイメージキャラクターに起用したプレミアム商品「1st NAVY SUIT」「1st BLACK SUIT」が大ヒットした。

「DIFFERENCE」では、未出店エリアであった町田・小倉・大宮等に進出し、顧客基盤の拡大とブランド認知度のさらなる向上を図っている。

フードサービス事業については、「かつや」「縁」での期間限定メニューが客数と客単価を押し上げ、売上高は9億1900万円(7.7%増)となった。

教育事業については、「Kids Duo」の生徒数が増加し、売上高は4億3300万円(5.4%)だった。

グループの店舗数は、コナカ・フタタおよびSUIT SELECTの各8店舗を含め39店舗を退店した一方で、DIFFERENCEの10店舗やSUIT SELECTの5店舗など合計21店舗を新規に出店し、743店舗となった。

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