ツルハnews|’23年5月期は売上高9701億円5.9%増・経常利益14.1%増

(株)ツルハホールディングス(北海道札幌市、鶴羽順社長)が2023年5月期の連結決算を発表した。期間は2022年5月16日~2023年5月15日。

売上高は9700億7900万円(前年同期比5.9%増)、営業利益455億7200万円(12.3%増)、経常利益456億8900万円(14.1%増)、純利益252億5800万円(18.1%増)となった。

営業利益率、経常利益率ともに4.7%。

同社グループでは新中期経営計画の達成に向け、店舗戦略では出店精度の向上・改装推進、調剤戦略では併設店の拡大・薬局機能の強化、プライベートブランド戦略では商品開発・売上構成比のアップ、DX戦略では顧客データの販促活用・自社決済サービス開発・ITシステム開発に取り組んだ。また、業績管理体制を整備し収益性改善・販売管理費の低減に取り組んだ。

店舗展開では、さらなるドミナント強化を図るとともに競争力強化のため不採算店舗の改廃を進めた。140店舗の新規出店と1店舗の事業譲受、74店舗の閉店を実施した。

5月15日時点のグループ店舗数は直営店で2589店舗。うち調剤薬局は850店舗。ほかに、海外店舗18店舗、FC加盟店舗7店舗を展開している。

次期は、売上高1兆0330億円、営業利益472億円、経常利益473億8700万円、当期純利益258億9800万円を見込む。

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