天満屋ストアnews|第1Q営業収益143億円4.4%増・経常利益5.7%減

(株)天満屋ストア(岡山市北区、野口重明社長)が2024年2月期第1四半期の決算を発表した。

3月1日~5月31日の連結業績は、営業収益143億3900万円(前年同期比4.4%増)、営業利益5億7000万円(5.9%減)、経常利益5億7900万円(5.7%減)、四半期純利益3億2800万円(16.9%減)だった。

営業利益率、経常利益率ともに4.0%。

小売事業の営業収益は124億3600万円(0.6%減)、営業利益は5億1400万円(2.2%減)。

食料品部門ではスーパーハピープライスやセブンプレミアムの拡充と拡販に取り組み、生活防衛意識の高まりに対応した。

生活用品・衣料品部門では、外出需要の高まりで回復基調がみられたが、節約志向や不安定な気候の影響を受け、厳しい状況が続いた。また地域活性化の一環として、地元食材を使用した惣菜商品の販売を行った。

キャッシュレス決済の推進、ネット販売の拡大に努め、短時間や非接触での買物ニーズへの対応を継続した。

小売周辺事業の営業収益は、前年度に子会社が増加したことなどもあり19億0300万円(55.2%増)となった。ただし、販管費の増加などにより営業利益は5500万円(30.3%減)となった。

惣菜など調理食品の製造販売が主で、商品開発の強化や生産性の向上に取り組んだ。3月には天満屋ハピータウン原尾島店内のレストランを「三好野レストラン」に改装し、グループシナジーの創出に取り組んだ。

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