スーパーバリューnews|第1Q売上高171億円1.1%増・経常損失4億円

(株)スーパーバリュー(埼玉県上尾市、岸本圭司社長)が2024年2月期第1四半期の決算を発表した。

売上高170億8700万円(前年同期比1.1%増)、営業損失3億9500万円(前年同期は営業損失5億1300万円)、経常損失3億6700万円(前年同期は経常損失4億8600万円)、四半期純損失3億9300万円(前年同期は四半期純損失4億9700万円)となった。

同社は、チラシ販促やインプロによる価格訴求を進め、集客と売上高の回復に努めた。ロピアとの共同開発によるモデル店として、4月22日に杉並高井戸店をリニューアルオープンした。店舗改装期間、約1カ月半の一時休業があったが、リニューアルオープン後の売上高は伸長し、著しい成果を上げた。結果として全体の売上高は前年同期比101.1%となった。

利益面では、原材料価格や仕入原価の上昇もあるなか、SM事業の主力商材である精肉や鮮魚では、自社加工センターからロピアの加工センターへ集約を進め、グロサリーでは、ロピアの商品仕入先の紹介などにより商品仕入先の見直しを進めた。

また、ホームセンターの商品では、販売商品の改廃や在庫の適正化、値引きロスや廃棄ロス削減で利益改善を進めたことにより、売上総利益率は前年同期比で1.0ポイント上回る20.6%となった。

経費面では、徹底した経費節減に取り組んだものの、光熱費等の高騰や杉並高井戸店の改装経費8000万円の発生により、販売費および一般管理費は前年同期比102.3%となった。

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