マツキヨココカラnews|第1Q売上高2482億円9.2%増・経常利益37.5%増

(株)マツキヨココカラ&カンパニー(東京都文京区、松本清雄社長)が2024年3月期第1四半期決算を発表した。

売上高2482億2200万円(9.2%増)、営業利益174億5000万円(41.2%増)、経常利益186億4500万円(37.5%増)、当期純利益119億9700万円(51.3%増)。

営業利益率7.0%、経常利益率7.5%。

マツモトキヨシグループ事業の売上高は1528億1000万円(13.4%増)。セグメント利益は117億8300万円(32.2%増)。デジタルと店舗網を活用した商品を届ける仕組みづくり、さまざまな買物スタイルの提供を通して、顧客の利便性を追求している。

PB商品では、「matsukiyo」から男性向け韓国スタイルのメイクシリーズ「iisam(イイサム)」の展開をスタートしたほか、「ザ・レチノタイム」「matsukiyoLAB」「レプリカノーツ」からそれぞれ新商品を発売した。

調剤薬局数は414店舗。厚生労働省の認可を受けた健康サポート薬局は41店舗となった。薬局経営支援サービスである調剤サポートプログラムの加盟店舗は198店舗まで拡大した。

グローバルでは、海外SNSの活用やグローバル会員獲得、グローバルで活躍する人材の開発、海外で支持される商品の開発に積極的に取り組むことで、美と健康への意識が高まっているアジア地域での事業規模拡大とプレゼンス向上を目指している。6月末時点の海外店舗数は、タイ王国で23店舗、台湾で21店舗、ベトナム社会主義共和国で5店舗、香港で6店舗の合計55店舗となった。

ココカラファイングループ事業の売上高は948億9400万円(3.2%増)。セグメント利益は49億8700万円(40.5%増)。「利便性の追求-お客様との繋がりの深化」「独自性の追求―体験やサービス提供の新化」「専門性の追求―トータルケアの進化」の3つの国内重点戦略に対して、マツモトキヨシグループ事業と同様の取り組みを実行した。6月末時点で、調剤薬局数は521店舗、健康サポート薬局数は103店舗となった。

国内では35店舗を新規出店し、24店舗を閉店した。その結果、6月末時点におけるグループ店舗数は3420店となった。

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