エコスnews|第2Q営業収益642億円0.7%増・経常利益23.5%増/増収増益
(株)エコス(東京都昭島市、平邦雄社長)が2024年2月期第2四半期の決算を発表した。
3月1日~8月31日の連結業績は、営業収益642億1800万円(前年同期比0.7%増)、営業利益28億1000万円(22.7%増)、経常利益29億1200万円(23.5%増)、四半期純利益19億7900万円(53.7%増)だった。
営業利益率は4.4%、経常利益率は4.5%。
エコスグループはこれまで通り食品スーパーマーケット事業に資源を集中し、経営方針である社是「正しい商売」を徹底し、顧客の信頼と支持を獲得するために、安全・安心でお買得な商品の提供に努め、地域の食文化に貢献できる店舗づくりに取り組んだ。
店舗運営面では、地域の実勢価格を丁寧に見極め割安感のある価格で提供することに努めた。また、一部店舗で開閉式の冷凍ケース・冷蔵ケース(リーチインケース)を導入し、電気使用量の削減に取り組んだ。
食品ロス削減の取り組みとして、生鮮食品を中心に売り切り販売を行い、廃棄物の削減と鮮度の向上に努めた。また、自社電子マネー機能付きポイントカードを活用した電子マネーチャージキャンペーンをや、SNSやエコスグループアプリでお買い得な情報を配信するなど顧客利便性の向上と集客の拡大にも取り組んだ。
商品面では、簡便商品や惣菜商品、冷凍商品の拡充や、若い世代のニーズに応えるための洋風メニューや話題性ある商品の品揃えを強化した。また、グループ食品工場で企画・製造した独自商品を充実させ、惣菜売場の活性化にも努めた。
日配・加工食品などでは、環境に配慮した商品や健康志向商品の拡充、エブリデイ・ロープライスの強化など、積極的な販売活動を推進した。
3月には「たいらや芳賀店」を改装、また「フードガーデン朝霞三原店」を「TAIRAYA朝霞三原店」として改装した。4月には「フレッシュパワー野木店」を移転のため閉鎖し、5月に新たに「TAIRAYA野木店」として新規オープンした。7月には「たいらや高根沢店」を新規出店した。8月末の店舗数は130店舗。