ノジマnews|第2Q売上高3580億円31.5%増・経常146億円23.0%減

(株)ノジマ(神奈川県横浜市、野島廣司社長)が2024年3月期の第2四半期決算を発表した。売上高3580億6500万円(前年同期比31.5%増)、営業利益135億1100万円(22.4%減)、経常利益146億7500万円(23.0%減)、四半期純利益が91億9800万円(27.9%減)。増収減益となった。

営業利益率3.8%(6.4%)、経常利益率4.1%(7.0%)。( )は前年同時期数値。

セグメント別の状況は以下の通り。

デジタル家電専門店運営事業では長期にわたって猛暑が続いた結果、エアコンを中心とした大型家電の需要の高まり、かながわPayをはじめとする各種地域振興施策も追い風となった。

『省エネコンサルタント』、携帯電話における『通信費コンサルタント』制度の取組や既存店の改装を行い、販売が好調に推移した。売上高は1306憶6600万円(前年同期比102.2%)、経常利益は88憶1400万(76.9%)となった。

キャリアショップ運営事業は、顧客のニーズに合わせた店舗運営や顧客の利便性を高めるため、店舗移転や改装を積極的に進めた。コネクシオ(株)については、ノジマ流の店舗運営へのシフトを行った。

これらの結果、売上高は1576憶4400万円(187.2%)、経常利益は14憶4700万円(54.9%)となった。

インターネット事業はグループ店舗において主力となるFTTHサービス「@nifty光」やメールサービス等の案内をすることで9月末時点のブロードバンド会員数は129.2万件と、前年同月から1万2800件の純増となった。また、特殊詐欺犯罪防止に向けた取組として、「@nifty光電話」付加サービス「発信元番号表示サービス」及び「ナンバー・リクエスト」の工事費用実質無償化など、の取組にも注力した。これらの結果、売上高は328億5200円(97.8%)、経常利益は27億54百万円(82.3%)となった。

店舗状況はデジタル家電専門運営事業は、スクラップアンドビルドにより、デジタル家電専門店4店舗を新規出店、3店舗を閉店し215店舗となり、通信専門店1店舗を新規出店、1店舗を閉店し19店舗となり、計234店舗となった。

キャリアショップ運営事業は、直営店・FC店を合わせて、スクラップアンドビルドにより、8店舗を新規出店、28店舗を閉店・譲渡し、984店舗となった。海外事業は、スクラップアンドビルドにより、1店舗を新規出店、TMTを子会社化し、116店舗となった。

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