ゼビオnews|第1Q売上高1200億円1.7%増・経常利益26.8%減
ゼビオホールディングス(株)(福島県郡山市、諸橋友良社長)が2024年3月期の第2四半期決算を発表した。
売上高は1200億5200万円(前年同期比1.7%増)、営業利益が29億6800万円(26.5%減)、経常利益が36億6900万円(26.8%減)、四半期純利益は20億2100万円(35.7%減)の微増収、大幅減益だ。
営業利益率2.5%、経常利益率3.1%。
急回復している部活動需要へのカテゴリーごとの対応や、コロナ前を超える勢いで伸長するインバウンド需要の獲得に注力た。また低効率店舗の閉鎖とコロナ禍のサプライチェーン混乱の影響が残る一部商品の処分も継続して行った。しかし旅行などのコト消費がモノ消費に優先されたことで、前年対比では、売上げは限定的な伸びに留まった。一方で、既存店の改装や新規出店の設備投資と、人件費や店舗関連費用、EC事業関連コスト、IT開発などの単価上昇や販売管理費の増加を受け、減益となった。
ゴルフ部門の売上高は、前年同期比5.2%の減少となった。ビギナー層を中心とした市場拡大に一巡の兆しが見られ、客数が減少した。
一般競技スポーツ・シューズ部門の売上高は、前年同期比13.2%の増加となった。部活動やスポーツイベントの正常化により、需要が回復した。
スポーツアパレル部門の売上高は、前年同期比3.3%の増加となった。一般競技スポーツの需要回復により堅調に推移した。
アウトドア・その他部門の売上高は、前年同期比1.3%の減少となった。トレッキングは前年に引き続き好調だった。キャンプ市場は低調だった。
上半期で25店舗を出店し20店舗を閉店した。グループの総店舗数は888店舗となり、グループ合計の売場面積は前期末に比べて364坪増加の19万9102坪となっている。