スギnews|第3Q売上高5511億円11.1%・経常利益20.8%の増収増益
スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦克典社長)が2024年2月期第3四半期の決算を発表した。
3月1日~11月30日の業績は、売上高5511億3200万円(前年同期比11.1%増)、営業利益258億9400万円(18.2%増)、経常利益270億4600万円20.8%増)、四半期純利益は162億4500万円(14.7%増)と増収増益だった。
営業利益率4.7%、経常利益率4.9%。
調剤領域では、新規開局を推進するとともに、伸長する処方せん応需に対応するため、調剤室と調剤待合室の拡張改装を積極的に実施した。また、薬剤師の専門教育を強化することで対人業務の推進を図るとともに、高額処方せんの獲得拡大に努めた。さらに、終末期医療へのサポート体制の拡充に取り組んた。
物販領域では、既存店舗の改装や新たな商品ラインの取り扱いで、インバウンド需要を含む都市部での売上増加に努めたほか、地域のニーズに合致した品揃えを強化し、新たな顧客の獲得に努めた。さらに、客単価と買い上げ点数の向上に向け、スギ薬局アプリを活用した顧客個人への最適な情報やクーポンの配信などに積極的に取り組んだ。
店舗面では引き続き、関東・中部・関西・北陸エリアでのドミナント構築に向けて99店舗を新規出店し、12店舗を閉店した。既存店の競争力強化に向けて268店舗を改装した。この結果、期末店舗数は1652店舗となった。