クリエイトSDnews|第2Q売上高2075億円10.7%増・経常102億円7.8%増
(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀬泰三社長)の2024年5月期第2四半期は、売上高2074億5100万円(前年同期比10.7%増)、営業利益98億5200万円(6.7%増)、経常利益101億9100万円(7.8%増)、四半期純利益68億7500万円(7.2%増)。
営業利益率4.7%(4.9%)、経常利益率4.9%(5.0%)。
期中はグループ中期経営計画の達成に向けて、調剤併設型ドラッグストアを中心とした既存エリアのドミナント強化の継続と、「生活・予防・医療・介護」の各領域における地域の総合ヘルスケアサポートを推進している。
ドラッグストア事業では消費者の節約志向が一段と高まりを見せる中、EDLP(エブリデイ・ロープライス)施策を継続推進した。また、ワンストップ・ショートタイムショッピングの実現のために調剤薬局の併設や、生鮮食品を始めとした食品の品揃え強化を推進し、小商圏における利便性及び専門性の向上に引き続き取り組んだ。
商品面では新型コロナウイルス感染対策商材の需要減が見られた一方、総合感冒薬や化粧品需要の増加、前期に引き続き生活必需品を始めとしたEDLP施策が奏功したことで、既存店売上・客数は堅調に推移した。
調剤部門では、診療報酬及び薬価改定の影響があったものの、調剤薬局の併設推進および対人業務の強化に取り組んだ結果、処方箋応需枚数は堅調に推移した。その結果、売上高・利益は前年同期・計画を上回り、増収・増益となった。
出店面ではドラッグストアは16店舗の出店を行った。一方で3店舗を閉鎖した。調剤薬局の新規出店では、ドラッグストアへの併設調剤薬局を18店舗、医療モール併設の調剤専門薬局を1店舗開局した。
スーパーマーケット事業ではドラッグストア複合のゆりストア店内で加工した惣菜や精肉を、近隣のグループ内ドラッグストアへ配送し販売する取り組みを進めるなど、ドラッグストア事業とのシナジー創出に向けて、小商圏における利便性向上にグループとして取り組んだ。
グループの期末店舗数はドラッグストア730店舗、調剤薬局は調剤専門薬局37店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局352店舗の合計389店舗。スーパーマーケット事業は食品スーパー2店舗、ドラッグストア複合の生鮮食品専門店3店舗、介護事業では介護付有料老人ホーム2施設、半日型デイサービスセンター37施設となった。