ジェーソンnews|第3Q売上高222億円6.8%増・経常9億円9.5%増
ディスカウントストアを展開する(株)ジェーソン(千葉県柏市、太田万三彦社長兼会長)が2024年2月期第3四半期の業績は、売上高221億6900万円(前期比6.8%増)、営業利益が8億3200万円(10.4%増)、経常利益8億5800万円(9.5%増)、四半期純利益5億4000万円(14.5%減)の増収増益となった。
営業利益率3.8%(3.6%)、経常利益率は3.9%(3.8%)。
期中の取り組みでは引き続きPB商品や独自調達商品のJV(ジェーソンバリュー)の取扱強化とローコストでの店舗運営を推進した。また店舗のスクラップ&ビルドを推進し、「人々の生活を支えるインフラ(社会基盤)となる」という企業理念の下、地域の生活便利店としてチェーンストア経営に注力してきた。
販売面では夏の猛暑や秋口以降の比較的高い気温の継続などを背景として、主力であるペットボトル飲料を含めた食料品を中心に順調に販売を伸ばしており、概ね好調に推移した。PB商品である「尚仁沢の天然水」については、真夏の最盛期を過ぎても引き続き好調な販売を持続していて、中核商品となっている。
利益面では、仕入単価が上昇するなか価格転嫁については個別に検討しながら、ロープライス戦略に注力した。各種コストの抑制や水道光熱費等の低減効果もあり、増益となった。
出店状況では、4月に茨城県神栖市の「神栖波崎店」、6月に埼玉県熊谷市の「熊谷石原店」、計2店舗を開店した。閉店では8月に1店舗、9月に1店舗、計2店舗が閉店し、直営店舗数は111店舗となった