カワチ薬品news|第3Q売上高2158億円1.6%増・経常利益4.8%増
(株)カワチ薬品(栃木県小山市、河内伸二社長)が2024年3月期の第3四半期決算を発表した。
2023年3月16日~2023年12月15日の業績は、売上高2158億3000万円(前年同期比1.6%増)、営業利益60億7300万円(5.1%増)、経常利益68億8000万円(4.8%増)、四半期純利益43億0600万円(4.8%増)だった。
営業利益率2.8%、経常利益率3.2%。
カワチ薬品グループでは、新規出店と専門性強化策としての調剤併設を進めている。また、物流を活かした一括仕入れを行い、販売価格の見直しと販売促進に努めている。物流センターでは作業効率向上に取り組むことで人件費の抑制にも努めた。暖冬による電力使用量の減少に加えて激変緩和措置の延長もあり、水道光熱費が抑制されたことから販管費は計画を下回った。
茨城県に3店舗、千葉県に2店舗、岩手県、宮城県、山形県、福島県、山梨県に各1店舗の計10店舗を出店した。調剤薬局は、千葉県の新店に各2件、山形県、茨城県の新店に1件、茨城県の既存店に2件、山形県の既存店に1件、計7件を併設した。また千葉県の1店舗(調剤併設型)および新潟県の1店舗の計2店舗をリロケーションのため退店し、調剤薬局を2件閉局した。これにより12月31日時点の店舗数は、計372店舗(内、調剤併設149店舗)となった。