大黒天物産news|第3Q売上高2001億円12.5%増・経常利益122%増

「ラ・ムー」「ディオ」などのディスカウント型スーパーマーケットを展開する大黒天物産(株)(岡山県倉敷市、大賀昭司社長)が2024年5月期第3四半期決算を発表した。2023年6月から2024年2月までの売上高は2001億3600万円(前年同期比12.5%増)、営業利益は66億3300万円(141.2%増)、経常利益は67億7000万円(122.3%増)、四半期純利益は41億9000万円(147.9%増)の増収増益だ。なお、この数値には2022年8月に本格稼働させた関西物流RMセンターの立ち上げ費用等が含まれている。


大黒天物産HPより

大黒天物産グループでは、「魅力ある店づくり6項目」として、①価格、②品質、③売場、④活気、⑤ 環境整備、⑥接客を挙げ、その徹底をスローガンとして取り組んだ。

またESLP(エブリデイ・セーム・ロープライス)による地域最安値価格を目指して、自社開発商品「D-PRIDE」の改良を重ねた。また自社物流の構築による物流コスト削減、産地からの最短定温物流による生鮮食品の鮮度向上に取り組んでいる。

成長戦略は高速多店舗化出店。店舗数の増加によって中国と関西の両センターの稼働率を上げることでコスト削減を図っている。

石川県、熊本県、新潟県、岡山県、佐賀県(県内初出店)にそれぞれ1店舗の計5店舗を出店した。そのうち1店舗は100%センター供給の店舗フォーマット「SFO店舗」だ。SFO店舗は既存店舗と比べて、出店コストと店舗運営コストの削減を実現しているという。

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