ジュンテンドーnews |営業収益447億円0.7%減 ・経常利益3億円65.6%減

(株)ジュンテンドー(島根県益田市、飯塚正社長)の2024年2月期の営業収益(売上高および営業収入)は446億5300万円(前年比0.7%減)、3億1100万円(0.7%)の減収となった 。

営業収益のうち売上高は、437億6400万円(0.7%減)で、2億9300万円の減収、営業収入は、8億8800万円(2.0%減)で、1700万円の減収となった。営業利益は3億1900万円(64.8%減)で、5億8700万円の減少となった。経常利益は、3億1700万円(65.6%減)で6億0500万円の減少、当期純利益は1億8800万円(50.6%減)で、1億9300万円の減少となった。

売上推移では、春から初夏にかけての天候不順や、暖冬による季節商品の伸び悩みなどの影響と物価高による顧客の買い控えにより、客数減少したことが減収の要因となった。

商品部門別では、家庭雑貨・家庭電器部門は、猛暑、暖冬により衣料洗剤や、殺虫忌避剤が好調だった一方、冬物商品が不振だった。園芸農業部門では、商品力や鮮度管理強化に継続して取り組んでいることもあり、堅調に推移した。特に刈払機などの園芸機械類や野菜苗、切り花等は継続して好調だった。

資材工具部門では、継続してプロユースの取り込みに注力しているが、市況変化等の影響から、木材関連商品が伸び悩んだ。その他、価格を見直したペット関連商品では、フードを中心に好調に推移した。

利益面では売上高減少の他、物価上昇と価格競争の影響を受け、売上総利益は減少した。販売費及び一般管理費では人的投資を重視する施策による人件費の増加や新店投資に伴う減価償却費負担の増加が影響し、営業利益、経常利益、当期純利益とも前事業年度を下回った。

店舗面では、ホームセンター2店の開店と、3店の全面改装を実施した。また、ホームセンター2店およびブックセンター1店を閉店した。期末店舗数は128店(ホームセンター125店、ブックセンター3店)となり、対前年比1店の減少となった。

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