アルビスnews|年商978億円3.4%増・経常利益8.8%増/既存店好調

アルビス(株)(富山県射水市、池田和男社長)が2024年3月期の業績を発表した。

営業収益は977億9800万円(前期比3.4%増)だ。能登半島地震によりルミネス店を閉店するなどの影響はあったものの、既存店の売上げが堅調に推移した。売上増による売上総利益額の増加に加え、高利益商品の販売拡大とプロセスセンターの生産性向上により売上総利益率が前期比0.4%増と改善した。結果、営業利益は21億4200万円(10.5%増)。

経常利益は26億7100万円(8.8%増)、純利益15億4500万円(8.2%減)。建物に著しい損傷が発生したルミネス店の閉店など災害関連費用を特別損失に計上している。

営業利益率は2.2%、経常利益率は2.7%。

アルビスグループは、「第三次中期経営計画(第55期~第57期)」で「地域一番のお客様満足の実現」を中期経営方針に掲げ、「お客様の多様なニーズへの対応」「従業員が挑戦できる環境の実現」「業務基盤の活用による生産性の向上」「事業を通じた地域社会の課題解決」を重点課題として取り組んだ。

3月には小商圏向け戦略店舗として「albisKULA*SU(アルビスくらす)」を立ち上げ、売場面積300坪を基準としたローコストオペレーションの新業態の店舗として、2店舗(泉が丘中央店、内灘店)を改装オープンさせている。

新店は、2023年11月末に愛知県名古屋市に中京エリア3店舗目となる「北区金田店」をオープンしている。既存店改装は、第3四半期までに実施した5店舗に加え、2月に寺井店を、そして3月の「albisKULA*SU(アルビスくらす)」2店舗だ。

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