いなげやnews|営業収益2615億円5.2%増・経常利益29億円54.3%増

(株)いなげや(東京都立川市、本杉吉員社長)の2024年3月期決算は営業収益が2614億8600万円(対前年増減率5.2%増)、営業総利益は806億4200万円(4.8%増)、販売費及び一般管理費はセルフレジや電子棚札など効率化に向けての取り組みにより777億1000万円(3.6%増)。

営業利益は29億3100万円(54.3%増)、経常利益は28億9200万円(32.4%増)、当期純利益は17億2800万円(前期は21億0500万円の純損失)となった。なお、いなげやはユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株) (東京都千代田区、藤田元宏社長)の完全子会社となるため、今年11月28日付で上場廃止となる。

期中の施策では、商品面において、競合他社との差別化のため、生鮮、惣菜、インストアベーカリーの強化を図った。また、グロッサリーでは原料原価高騰による多くの商品の値上げへの対応として、カテゴリー割引を定期的に実施し、来店客数の拡大を行った。

販売促進面では、来店動機となるコモディティ商品の曜日セールを実施するとともに、会員の顧客への対応としてポイント施策の強化を行った。さらにチラシだけでなく、LINEミニアプリやネイティブアプリなどのデジタルコンテンツを活用した顧客との接点拡大を図った。

また、ネットスーパーの展開を強化しており、3月末時点で18店舗となった。さらには、ラストワンマイルへの対応として、クイックコマースへの取り組みを進めた。

また、移動スーパー「とくし丸」のエリアの拡大を行い、2月に横浜左近山店(横浜市旭区)で運行を開始し、配車台数は3月末時点で25台となった。

設備投資では、スクラップアンドリプレイスにより練馬中村南店(東京都練馬区)の1店舗を新設し、一方でina21練馬中村南店(東京都練馬区)、ina21町田相原駅前店(東京都町田市)、立川南口店(東京都立川市)、スクラップアンドビルドを目的に川崎中野島店(川崎市多摩区)の4店舗を閉鎖した。

既存店活性化については引き続き推進していて、横浜左近山店(横浜市旭区)、毛呂店(埼玉県入間郡毛呂山町)、調布仙川店(東京都調布市)など16店舗の改装を実施した。期末店舗数は130店舗。

既存店売上高は前期比5.4%増となり、セグメント別売上高は2039億2500万円(5.4%増)、セグメント利益は20億3700万円(145.1%増)。

ドラッグストアを展開する(株)ウェルパークは、「チェーンストア経営深化による成長力・収益力の拡大」を基本方針として、出店と改装、調剤併設の推進を図るとともにECのチャネル拡大による成長力拡大に努めた。

また、新物流センターへ完全移行することで店舗着荷作業軽減による人時売上高改善を進めた。設備投資では、調剤薬局併設の東村山富士見町3丁目店(東京都東村山市)の1店舗を新設した。また、新座片山店(埼玉県新座市)、二俣川北口店(横浜市旭区)、ふじみ野店(埼玉県ふじみ野市)、越谷店(埼玉県越谷市)の4店舗を閉鎖した。

既存店の活性化では、花小金井駅前店(東京都小平市)など23店舗の改装を実施し、国立矢川店(東京都国立市)では新たに調剤薬局を併設した。期末店舗数は140店舗。

既存店売上高は前期比4.9%増。セグメント別売上高は461億9600万円(5.8%増)、セグメント利益は5億8900万円(22.3%減)。

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