コナカnews|第2Q売上高358億円2.0%減・経常利益14億円41.8%増
(株)コナカ(神奈川県横浜市、湖中謙介社長)が2024年9月期の第2四半期決算は売上高358億5200万円(前年同期比2.0%減)、営業利益は11億3000万円(48.8%増)、経常利益は14億2600万円(41.8%増)、四半期純利益は7億3300万円(30.3%減)となった。
事業別では、ファッション事業は、昨年よりも前倒ししたフレッシャーズへの販促活動や各種施策が功を奏し、最大商戦期である第2四半期は、客数・客単価共に前年同月を上回った。
「コナカ・フタタ」では、ベスト付きスーツなどのドレスアップスタイルや、新しいレディースブランド『NATURAL BEAUTY』がフレッシャーズに好評で、客単価を維持しつつ客数を伸ばした。「SUIT SELECT」では、店舗スタッフの充実を図ったことで、フレッシャーズにもパターンオーダーの『AI SPEED ORDER』の提案機会が増加し、客単価の向上につながった。
「DIFFERENCE」では、フレッシャーズ商戦に備えて新たな海外生産拠点を開設するなど、生産キャパシティの拡大に努めた結果、機会損失を減らして、昨年を上回る売上を確保した。この結果、売上高は、いまだ売上回復の足取りが重く、30店舗に及ぶ不採算店舗の撤退を進めた(株)サマンサタバサジャパンリミテッドの第3および第4四半期(2023年9月1日~2024年2月29日)と合わせ、343億6200万円(2.5%減)となった。
フードサービス事業では、「かつや」「縁」での期間限定メニューが客数と客単価を押し上げ、売上高は10億0500万円(9.3%増)となった。教育事業については、「Kids Duo」の生徒数増加により、売上高は4億8300万円(11.7%増)となった。
グループ店舗数については、グループで合計48店舗を退店した一方で、SUIT SELECTの5店舗やDIFFERENCEの4店舗など計21店舗を新規に出店し、694店舗となった。