ハンズマンnews|年商341億円10.6%増も減益、仕入れ価格上昇響く

(株)ハンズマン(宮崎県都城市、大薗誠司社長)の2024年6月期は、売上高が341億2100万円の前年比110.6%だった。ただし、営業利益は56.2%の8億6900万円、経常利益は61.9%の10億9200万円、純利益は65.8%の7億8900万円という大幅な減益だ。

減益要因の一つは原材料価格の高止まりや円安の影響で仕入価格が上昇していることから、売上総利益率が前期比0.6ポイント低下の31.8%となったこと。もう一つは2023年10月に12号店目となる松原店(大阪府)をオープン。これに伴う費用や人件費の増加により販売費及び一般管理費が前期比117.8%と増加した。

営業利益率は2.5%、経常利益率は3.2%。

既存店の売上高は前期比99.2%。松原店の新規出店により全店ベースの来店客数は前期比107.3%、客単価は103.1%。

ハンズマンは1店舗28万品目を品揃えするデプスアソートメントのスペシャリティ型ホームセンターチェーン。

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