G-7news|第2Q売上高1010億円8.5%増・経常利益30億円2.5%減

(株)G-7ホールディングス(兵庫県神戸市、岸本安正社長)が2025年3月期の第2四半期決算を発表した。

売上高は1009億9400万円(前年同期比8.5%増)、営業利益28億5400万円(1.9%減)、経常利益30億4700万円(2.5%減)、四半期純利益が20億4000万円(9.4%減)だった。

営業利益率2.8%、経常利益率3.0%。

セグメント別の経営成績は以下の通り。

車関連事業は、タイヤ、オイル、バッテリー等のメンテナンス販売が堅調に推移し、これに伴うタイヤ取付工賃を中心としたサービス販売も増加した。また、円安を背景に海外向けの中古車販売が好調に推移し、売上高210億8400万円(6.2%増)、経常利益5億6700万円(47.6%増)だった。

業務スーパー事業は、食料品や日用品が相次いで値上げをするなか、安心・安全な商品が顧客に支持されて販売は堅調に推移した。新規出店による増収効果に加え、2024年7月から首都圏15店舗を展開している(株)ボン・サンテを連結子会社化したことにより、売上高は585億6600万円(12.7%増)、経常利益22億9200万円(1.2%増)と増収増益だった。

新規出店については、「業務スーパー」を中部圏に3店舗、北海道に2店舗をオープンし、期末店舗数は211店舗となった。

精肉事業については、前年からの原材料価格の上昇に加えて、長引く円安によるさらなる輸入原材料価格の高騰の影響もあり、コスト上昇に対応した販売価格の見直しを継続し、生産性向上に努めてた。しかし消費者の低価格志向が一層厳しさを増したこと等によって商品販売が落ち込み、売上高101億1900万円(1.4%減)、経常損失は3800万円(前年同期は経常利益1億3300万円)の減収減益となった。

新規出店は、「お肉のてらばやし」を中部圏に3店舗オープンし、期末店舗数は175店舗となった。

その他事業については、全国各地の厳選した付加価値の高い商材を取り扱うこだわり食品事業が取引先の新規開拓や商材の発掘によって販売が堅調に推移した。またミニスーパー事業の「リコス」が前年度に不採算店舗を整理したため、売上高は112億2300万円(2.3%増)、経常利益は1億7900万円(77.7%増)と前年同期を上回った。

新規出店は、アウトレットショップ「RJ market」を近畿圏に1店舗をオープンした。

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