ノジマnews|第2Q売上高3931億円9.8%増・経常214億円46.2%増
(株)ノジマ(神奈川県横浜市、野島廣司社長)が2025年3月期の第2四半期決算を発表した。売上高3931億0600万円(前年同期比9.8%増)、営業利益199億6800万円(47.8%増)、経常利益214億4800万円(46.2%増)、四半期純利益が149億9800万円(54.4%増)。増収減益となった。
営業利益率5.0%(3.8%)、経常利益率5.4%(4.1%)。( )は前年同時期数値。
セグメント別の状況は以下の通り。
デジタル家電専門店運営事業では長期にわたって猛暑が続いた結果、エアコンなどの大型白物家電の売上が堅調に推移した。
「DXプロジェクト」のサービスを活用し、顧客一人ひとりに親切丁寧な対応ができるよう人材育成に取り組んだ。店舗については、首都圏の駅前の好立地を中心に7店舗を新規出店し新規顧客創造に取り組んだ。商品別では、エアコンや冷蔵庫等の販売が好調に推移した。
キャリアショップ運営事業は、中古端末の需要が拡大する中、「eximoポイ活プラン」などの新プランが登場。コネクシオ(株)については、ノジマ流の店舗運営理念の浸透により従業員の接客のレベルアップが順調に進んでいる。
これらの結果、売上高は1665憶5000万円(105.6%)、経常利益は56憶7200万円(391.8%)となり、売上高と経常利益は過去最高値を更新した。
インターネット事業は「顧客に最も近く感動されるISP」を目指し「入会増加」「利用価値向上」「退会防止」の3要素をKPIとして取り組むことで、「@nifty光」やメールサービスなどの9月末時点のブロードバンド会員数は129万件となった。また、「@nifty光10ギガ」をより快適に使ってもらうため、高性能無線LANルーターの割賦販売を開始した。これらの結果、売上高は342億2700円(104.2%)、経常利益は33億36百万円(121.1%)となった。
店舗状況について、デジタル家電専門運営事業はスクラップアンドビルドにより、デジタル家電専門店7店舗を新規出店、3店舗を閉店し225店舗となり、通信専門店1店舗を新規出店、1店舗を閉店し17店舗となり、計242店舗となった。
キャリアショップ運営事業は、直営店・FC店を合わせて、スクラップアンドビルドにより、12店舗を譲受、28店舗を閉店・譲渡し、944店舗となった。海外事業は、スクラップアンドビルドにより、3店舗を新規出店、5店舗を閉店し、114店舗となった。