アルペンnews|第1Q売上高624億円5.6%増・経常利益13億円

(株)アルペン(名古屋市中区、水野敦之社長)が2025年6月期の第1四半期決算を発表した。

7月1日~9月30日の連結業績は、売上高623億6200万円(前年同期比5.6%増)、営業利益7億9400万円(前年同期は営業損失6億4400万円)、経常利益12億7900万円(前年同期は経常損失2億5400万円)となり、中間純利益8億0400万円(前年同期は中間純損失2億4500万円)の増収減益となった。

営業利益率は1.3%、経常利益率2.1%。

当連結会計年度より開始した「中期経営計画2027」における重点施策に基づき、既存店の梃入れを中心とした販売力の強化や収益性の向上に取り組んだ。その結果、当第1四半期の売上高は前年を上回ることとなった。

商品部門別ではゴルフ用品の既存店売上高が前年実績を上回った。ゴルフ用品の既存店売上高は前年実績を上回りました。ゴルフクラブは新製品の発売や値下げの状況が前年と異なりやや低調だったが、取り扱いを強化している中古クラブの販売は順調に拡大した。また、人気モデルの発売があったゴルフシューズなどが好調に推移した。

競技・一般スポーツ用品、スポーツライフスタイル用品の既存店売上高は前年実績を上回った。特に、取り扱いを強化しているランニングシューズやスニーカー類の販売が拡大しているほか、前期から商品構成や売場を大きく見直しているバスケットボールが売上げを伸ばした。

アウトドア用品の既存店売上高は前年実績を上回った。キャンプ用品については動きの鈍い状態が続いているものの、アウトドアアパレルやトレッキング用品の取り扱いを増やしていることが寄与し、セグメント全体としての売上げは拡大した。

店舗の出退店は、スポーツ業態2店舗を出店し、スポーツ業態2店舗、ゴルフ業態1店舗、アウトドア業態2店舗を閉鎖した結果、9月末時点の店舗数はスポーツ業態188店舗、ゴルフ業態195店舗、アウトドア業態22店舗の計405店舗となり、売場面積は3641坪減少し25万8692坪となった。

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