ヤマザワnews|第2Q売上高0.0%減の759億円・営業損失10億円

(株)ヤマザワ(山形県山形市、古山利昭社長)が2025年2月期の第3四半期決算を発表した。

3月1日~11月30日の連結業績は、売上高758億8500万円(前年同期比0.0%減)、営業損失10億3600万円(前年同期は4億4100万円の営業利益)、経常損失6億5200万円(前年同期は4億8400万円の経常利益)、四半期純損失は13億5100万円(前年同期は9億2600万円の四半期純利益)の赤字決算となった。

スーパーマーケット事業の売上高は663億0200万円(0.2%増)。
第3次中期経営計画の重点課題である顧客の創造、新たな生産性の獲得、収益構造改革に取り組んだ。顧客の来店動機や購買動機を高めるために、「ヤマザワブランドづくり」に注力した。「だしが旨い」「だしが香る」シリーズの商品開発・拡大、農林水産省推奨の野菜摂取運動と連動した野菜350g運動と題したチラシ企画や売場づくり、また即食できるフレッシュサラダコーナーの売場拡大、既存商品の野菜を増量した商品開発などだ。ギフト専用のネットショッピングサイトでは地元特産品を拡充した。

移動スーパー「とくし丸」事業は、山形県内14台、秋田県内9台、宮城県内3台の合計26台が稼動している。

3月に多賀城店(宮城県多賀城市)、4月に富の中店(山形県山形市)、5月に田子店(宮城県仙台市)、6月に住吉台店(宮城県仙台市)、7月に長井店(山形県長井市)、10月に白山店(山形県山形市)の改装を実施した。一方、8月に大曲中央店(秋田県大仙市)を閉店した。11月末時点の店舗数は、山形県内44店、宮城県内19店、秋田県内7店の合計70店。

ドラッグストア事業の売上高は95億7800万円(1.5%減)となった。
デジタルの推進と販売力の強化に取り組むとともに、働きやすい職場環境の実現を推進した。3月にドラッグ上山金生店(山形県上山市)を新規出店した。

ヤマザワと(株)ヤマザワ薬品が運営するドラッグストア「ドラッグヤマザワ」では、自社ポイントカードのサービスを終了し、「楽天ポイントカード」と「楽天Edy」機能を搭載した「ヤマザワEdy‐楽天ポイントカード」へ切り替えた。これによりデータマーケティングの活用、販促施策の強化を図る。

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