AJSnews|コプロ売上高629億円2.6%増/13期連続増収

オール日本スーパーマーケット協会(大阪市淀川区、田尻一会長、AJS)は、加盟企業向けのグループのプライベートブランド(PB)「くらし良好」や用度品開発をおこなうコプロ(株)(大阪市淀川区、田尻一社長)の2024年度決算を発表した。

売上高628億5800万円(対前年増減率2.6%増)、
営業総利益15億3700万円(2.7%増)、営業利益3億4200万円(16.7%増)、 経常利益3億4900万円(17.8%増)。13期連続増収、営業利益は過去最高益となった。部門別の概況は次の通り。

食品部門 187億6400万円(0.6%)
菓子部門 50億8500万円(2.3%増)
雑貨部門 26億9200万円(0.6%減)
日配部門 95億3100万円(1.7%減)
生鮮部門 93億1400万円(4.4%減)
惣菜部門 11億3200万円(4.7%増)
米部門 29億6200万円(58.6%増)
用度部門 132億7900万円(6.7%増)

前期、AJSでは「みんなでやりきる」をテーマに、商品、物流での取り組みを進めた。

商品面では、PBを価格訴求、値入改善、中心商品、差別化商品の4分類に再整理して見直した。
そして、「みんなで売る!と決めた商品」81品を設定して、販売強化に取り組んだ。平均取扱率は71.3%。全品取り扱いは9社あった。

物流面では関西の常温センターの移設と九州と東北におけるデポ運用による安定稼働を図る。田尻会長は「ドライバーの走行距離が500キロ超えるエリアもある。そのために仙台近辺にセンターを短縮化。上期に予定している」。

また、成長カテゴリーである冷凍食品の物流体制構築のために「フローズンセンター」の稼働を予定している。

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