マツキヨココカラnews|第1Q売上高2736億円5.3%増・経常利益14.4%増
(株)マツキヨココカラ&カンパニー(東京都文京区、松本清雄社長)が2026年3月期の第1四半期決算を発表した。
4月1日~6月30日の業績は、売上高2736億4300万円(5.3%増)、営業利益198億0800万円(14.6%増)、経常利益209億8100万円(14.4%増)、四半期純利益129億3900万円(10.8%増)の増収増益となった。
営業利益率7.2%、経常利益率7.6%。
マツモトキヨシグループ事業の売上高は1753億9300万円(8.3%増)、セグメント利益は143億3900万円(14.2%増)。回復傾向にある都市部や繁華街、商業施設における人流の増加、訪日外国人観光客による需要拡大を確実に捉え、化粧品を中心に売上が好調に推移した。
PB商品では、新ビューティブランド「matsukiyoCONCRED(コンクレッド)」を立ち上げ、ヘアケア2種のシリーズで販売を開始した。また、「KNOWLEDGE(ナレッジ)」や「matsukiyoFEMRISA(フェムリサ)」など既存ブランドでも新商品の追加展開を積極的に実施した。
国内では19店舗を新規出店し、11店舗を閉店した。6月末時点の国内店舗数は1946店(うち調剤薬局数463店舗)。薬局経営支援サービスである調剤サポートプログラムの加盟店舗は299店舗まで拡大した。
海外では、6月末時点の海外店舗数は、タイ王国で30店舗、台湾で24店舗、ベトナム社会主義共和国で14店舗、香港で13店舗、グアムで1店舗の合計82店舗。
ココカラファイングループ事業の売上高は974億9600万円(0.8%増)、セグメント利益は49億8900万円(3.5%増)。「差別化戦略」「投資戦略」等の国内重点戦略に対して、マツモトキヨシグループ事業と同様の取り組みを実行し、人的資本の再配置や経営資源の最適化を目的としたスクラップ&ビルドを推進し、さらなる収益性の向上を図っている。
国内では5店舗を新規出店し、19店舗を閉店した。6月末時点の国内店舗数は1547店(うち調剤薬局数533店舗)。
通期は、売上高5445億円(3.6%増)、営業利益395億円(4.9%増)、経常利益415億円(4.7%増)、通期純利益265億円(6.2%増)を見込む。