クリエイトSDnews｜第1Q売上高1216億円6.7%増･経常8.0%増

(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀬泰三社長)が 2026年５月期の第１四半期決算を発表した。

6月1日～8月31日の連結業績は、売上高1215億8600万円(前年比6.7％増)、営業利益56億3300万円(6.6％増)、経常利益59億0800万円(8.0％増)、四半期純利益39億9600万円(16.7％増)の増収増益だった。

営業利益率が4.6％、経常利益率は4.9％。

同社グループは、2030年５月期を最終年度とする新中期経営計画「NextSTAGE2030」を策定し、目標達成に向けた各種施策を推進している。

物販部門においてはEDLP（エブリデイ・ロープライス）施策の継続推進により、既存店売上高および客数は引き続き好調に推移した。調剤部門においては、調剤薬局店舗数の増加、近隣医療機関との連携強化、各種加算の算定強化に注力した結果、処方箋応需枚数および処方箋単価は堅調に推移している。

また、ビューティケア強化業態「Cremo」の要素を取り入れた既存店改装や調剤薬局区画の拡張改装など、既存店の競争力強化に取り組むとともに、将来的な調剤外部委託を視野に入れた施設在宅集約型薬局を開設するなど、多様な店舗形態による新規出店にも取り組んだ。

ドラッグストアは5店舗を出店し、4店舗を閉鎖した。調剤薬局は、ドラッグストアへの併設調剤薬局を7店舗、調剤専門薬局を１店舗の計８店舗を開局した。

2025年８月29日付で、調剤専門薬局９店舗を展開する(株)サンエフ(東京都府中市)の全株式を取得し、連結子会社化したことにより、調剤専門薬局９店舗を新たに取得した。

8月31日時点のグループ店舗数は、ドラッグストア 788店、食品スーパー1店、ドラッグストア複合の生鮮食品専門店5店、調剤薬局は調剤専門薬局48店、ドラッグストアへの併設調剤薬局424店の合計842店。介護事業では介護付有料老人ホーム２施設、半日型デイサービスセンター37施設を運営する。

通期は、売上高4915億円(7.5%増)、営業利益241億円(6.5%増)、経常利益249億円(6.3%増)、当期純利益163億円(3.9%増)を見込む。