サンエーnews|第2Q営業収益1222億円1.3%増・経常利益3.5%減

(株)サンエー(沖縄県宜野湾市、豊田沢社長)の2026年2月の第2四半期は、営業収益1222億1600万円(前年同期比1.3%増)、営業利益87億0600万円(5.1%減)、経常利益91億0600万円(3.5%減)、四半期純利益58億7400万円(1.0%減)だった。

営業利益率7.1%(7.6%)、経常利益率7.5%(7.8%)。( )は前年数値。

正社員、パートナー社員(パート)、アルバイトに対する社員研修を積極的に実施し、企業理念の浸透や七大基本の徹底などの理念教育と、実務研修として事業部研修(県外や海外のメーカーや産地・工場の視察研修、食品加工センターと店舗社員の交流研修等)、新任店長研修を行った。理念教育と実務研修の両輪により、永続性ある企業経営に向けた人財育成に取り組んでいる。

生産性改善の取り組みでは、食品スーパーはフルセルフレジや電子棚札、外食レストランはタブレットオーダーシステム・配膳ロボット等の効率機器を積極的に導入し、接客対応時間の増加や働き方改善につながる取り組みを進めている。今期末までに食品スーパーに電子棚札を20店舗、フルセルフレジを24店舗へ導入を予定する。

商品力、店舗力の向上では、食品は、独自性商品(「くらしモア」「ローソンオリジナル」「成城石井」の各商品等)の販売を強化している。また、食品スーパーにおいて試食販売を強化し、商品価値を伝えることで売上点数アップにつながるよう取り組んでいる。衣料品は、沖縄独自の文化である「かりゆしウェア」の売上げが好調に推移している。また、国内・海外からの観光客の増加に伴い、土産品の売上げや免税売上げも伸長している。

既存店は、4月に「V21食品館我如古店」(沖縄県宜野湾市)を改装、6月に「石垣シティ」(沖縄県石垣市)を建替え、新館を開店した。8月に「V21食品館照屋店」(沖縄県沖縄市)を改装した。また、新規業態として6月に「サンエー浦添西海岸PARCO CITY」(沖縄県浦添市)内に「サンエーNintendo Area(任天堂売場)」、9月にフランチャイズ店舗「Soup Stock Tokyo 沖縄・浦添パルコシティ店」を開店した。

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