スギnews|第2Q売上高5002億円21%増・経常利益13%増の二ケタ増収増益
スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦克典社長)が 2026年2月期の第2四半期決算を発表した。
3月1日~8月31日の連結累計期間の業績は、売上高5001億7200万円(前年同期比20.9%増)、営業利益236億9600万円(16.8%増)、経常利益242億3600万円(12.9%増)、中間純利益286億1600万円(119.1%増)で、二ケタの増収増益だった。
営業利益率は4.7%、経常利益率は4.8%。

調剤領域では、調剤室および待合室の拡張・改装を進めるとともに、高度な専門性を要する処方せんの応需体制を強化することで連携医療機関を増加させ、売上基盤の拡充を図った。また、人員配置基準の見直しやアプリを活用した調剤DX化を進め、生産性の向上にも取り組んだ。
物販領域におきましては、関東・中部・関西へのドミナント出店を推進するとともに、新店の早期立ち上げやエリアニーズに応じた改装、インバウンド需要の獲得強化に取り組んだ。また、DXの活用により、各顧客の購買データなどに基づいた販促施策、専門性を活かしたカウンセリング販売、店舗運営の効率化を推進することで、売上げと利益の拡大を図った。
店舗の出退店については、55店舗の新規出店と31店舗の閉店を実施するとともに、調剤薬局70店舗を取得した。併せて138店舗の改装を実施することで、既存店舗の競争力強化にも努めた。これにより、8月31日時点の店舗数は2279店となった。
通期は、売上高1兆0050億円(14.5%増)、営業利益490億円(15.1%増)、経常利益505億円(20.3%増)、当期純利益442億円(72.1%増)を見込む。
