平和堂第3四半期決算は6期連続増収で過去最高

平和堂は12月28日、2017年2月期第3四半期連結累計期間の決算を発表した。

連結期間(2016年2月21日~11月20日まで)の業績は、営業収益3219億8500万円(前年同期比0.4%増)、営業利益99億900万円(前年同期比▲3.6%)、経常利益101億3100万円(前年同期比▲6.9%)となり、増収減益となった。

営業収益は6期連続の増収となり、過去最高を記録。増収幅は前年同期比で微増にとどまったが、これは中国子会社が為替の影響(レート15.6%減)を受け、いまだ中国国内の消費が回復途上にあるため。このため、営業利益、経常利益ともに減益となった。

第3四半期が好調に推移したため、営業利益、経常利益の同年前期比が、第2四半期よりも改善した。

通期では売上高4470億円、営業利益162億円、経常利益167億円、当期利益96億円の見通し。

単体では、営業収益が4期連続の増収となり、過去最高。営業利益は上期時点で▲1.3%だったが、第3四半期時点で4.3%の増益に転じた。

売上高は全店ベース103.7%と好調で、既存店ベースも100.8%と、3年連続で増えている。
とくに食品は全店ベース106.0%、既存店ベース102.5%と、好調を堅持している。

営業費用は昨年より増えているが、売上総利益の伸びが上回ったため、営業利益が確保できている。これにより、営業収益は増転した。

経常利益は▲0.4%、3700万円のマイナス。これは中国からの配当減と省エネ等補助金減が要因で、10月に閉店した近江八幡店の特損を計上した。

売場改革と改装に計画的に取り組み、既存店の魅力向上を図った。これにより、改装店舗の大幅伸長に加え、未改装店でも前年を超えて堅調に推移、既存店全体でも3年連続で前年を上回った。

累計期間中に開店した新店は4、閉店が3、改装は17店舗で実施した。

平和堂グループの2016年2月期現在の店舗数は149店舗となっている。
2016年2月期の売上高は4370億円。

<ビバシティ平和堂>
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