クリエイトニュース|第3四半期累計売上高1825億円(6.5%増)で増収増益
(株)クリエイトSDホールディングスは、2017年5月期第3四半期までの業績を発表した。
第3四半期累計期間(2016年6月1日~2017年2月28日)における業績は、売上高が1825億8700万円(前年同期比6.5%増)、営業利益105億9800万円(前年同期比1.6%増)、経常利益108億2800万円(前年同期比1.1%増)となり、増収増益となった。
ドラッグストア業界には、他業種からの参入や企業統合・再編が進み、激動の競争環境がある。こうしたなか、クリエイトグループでは総合的な地域医療に貢献すべく、ドラッグストア事業、有料老人ホーム事業およびデイサービス事業の3つの事業を展開している。
ドラッグストア事業では、品揃えの拡充や購入頻度の高い商品のEDLP(エブリデイ・ロープライス)施策により来店頻度が向上した。結果、客単価は上昇し、既存店売上は前期を上回った。
ドラッグストアは、22店舗を新規出店した。一方でスクラップアンドビルドにより2店舗、契約期間の満了により1店舗を閉鎖した。
調剤薬局は、薬剤師の育成に注力し、既存薬局のボトムアップを図った。これにより処方箋応需枚数も順調に増加し、増収となった。
薬局の新規出店は、ドラッグストアへの併設調剤薬局を9店舗開設し、ドラッグストアへの併設調剤薬局1店舗を移転拡大して調剤専門薬局として開局。新規に1店舗の調剤専門薬局を開局。経営効率の観点から調剤専門薬局2店舗を閉鎖した。
有料老人ホーム事業は、季節に応じた多彩なイベントやペットと一緒に暮らせる部屋の創設など、ホームページ等を通じて特徴をアピールし、入居率の向上を図った。
第3四半期連結会計期間末のグループの店舗数はドラッグストア490店舗、調剤薬局は調剤専門薬局32店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局118店舗の合計150店舗となった。
有料老人ホーム事業は介護付有料老人ホーム2施設、デイサービス事業ではデイサービスセンター41施設となった。
通期では、売上高2477億円、営業利益1470億円、経常利益150億円を予想している。
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