アークスニュース｜売上高5126億円+2.1％･営業利益+2.9％で最高益更新

(株)アークスは、2017年2月期の連結業績を発表した。

連結期間（2016年3月1日～2017年2月28日）の売上高は5126億4500万円（前年同期比2.1％増）、営業利益は148億5400万円（同2.9％増）、経常利益104億9300万円（同3.6％増）となり、過去最高益を更新した。それでも日本のスーパーマーケット業界ランキングは第3位である。

営業利益率は2.8％、経常利益率は2.0％。

アークスグループでは、年頭方針として「損得より善悪 真心こめ美味新鮮 適価で高志の盟友と結ぶ新幹線」を掲げた。価値ある商品を最適価格で提供し、地域シェアの拡大と企業価値の向上に努めた。

組織体制面では、売上高1兆円体制へ向けた施策の1つとして、2018年春の本格稼働に向けたシステム統合基盤構築プロジェクトを推進した。経営管理体制や持株会社と事業子会社の役割・機能強化に係わる抜本改革の実現に向けて検討を進め、「店舗運営情報共有会」の設置等、新たな取り組みも開始した。

また、2016年3月にグループ内合併した「(株)ベルジョイス」、「(株)道東アークス」は、地域のライフラインとしての役割強化に向けて経営効率を高める取り組みを推進した。

その他、(株)サンドラッグと設立した合弁会社(株)サンドラッグエースは、2016年8月よりドラッグストア事業を同社へ移管し、11月には同社として初めての新店をスーパーアークス室蘭中央店（運営会社(株)ラルズ）内に開店した。

店舗展開については、2016年3月に「ダ＊マルシェ中富良野店」、「ベストプライス東旭川店」（いずれも運営会社(株)道北アークス）、同7月に「ユニバース福地店」（運営会社(株)ユニバース）の3店舗を新規出店した。

道南地区においては、2016年9月にラルズマート桔梗店（運営会社(株)道南ラルズ）を「スーパーアークス七飯サウス」として移転増築オープンした。

青森県においては、2016年11月にユニバース東一番町店（運営会社(株)ユニバース）を「ユニバース十和田東店」として複合型商業施設「ユニバース十和田東ショッピングセンター」内に移転新築オープンした。

既存店では、(株)ラルズが2016年2月に事業を承継したスーパーチェーンシガの商品力・販売力強化を目的として、同年10月に奥沢店を「スーパーアークス」へ業態変更した。

さらに、(株)ラルズ2店舗、(株)ユニバース2店舗、(株)ベルジョイス1店舗、(株)福原6店舗、(株)道北アークス2店舗、(株)東光ストア1店舗、(株)道南ラルズ1店舗の改装を実施した。

一方で、4店舗を閉鎖した結果、当連結会計年度末におけるグループの総店舗数は338店舗（北海道222店舗、青森県38店舗、岩手県69店舗、秋田県2店舗、宮城県7店舗）となった。

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