DCMニュース|HC首位企業はM&A効果で年商4433億円の増収増益

DCMホールディングス(株)(久保宗弘代表取締役社長執行役員)の2017年2月期決算。DSMホールディングスは、DCMカーマ(株)、DCMダイキ(株)、DCMホーマック(株)の三社の共同株式移転により設立された持株会社。その後、M&Aなどにより店舗数を増やし国内最大のホームセンターグループとなった。

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そのグループの営業収益は4433億6900万円(前期比1.3%増)、営業利益は196億2500万円(6.4%増)、経常利益は191億2200万円(9.3%増)、純利益は115億9900万円(9.9%増)。

新規出店は26店舗、退店は9店舗。今期は、ユニー(株)からホームセンター事業8店舗を譲り受け、12月1日には(株)くろがねや(同日付けでDCMくろがねや(株)に商号変更)を株式交換により完全子会社化した。その結果、2月末現在の店舗数は656店舗(DCMカーマ167店舗、DCMダイキ158店舗、DCMホーマック277店舗、DCMサンワ33店舗、DCMくろがねや21店舗)となった。

主な単体企業の営業収益は、DCMカーマは1329億9500万円、DCMカーマは1006億8100万円、DCMホーマックは1895億0900万円。

全体では他業態との競争で、日用消耗品の販売が伸び悩んだが、DCMサンワやDCMくろがねやの連結効果等もあり、売上高は増収となった。DCMブランド商品は販売が好調に推移し、売上総利益は増益。

さらに(株)ケーヨーと今年1月に資本業務提携契約を締結し、持分法適用関連会社としている。日本のホームセンターのM&AをDCMがリードしていることは確かだ。

部門別の売上高を見ておく(前期比)。
①園芸・エクステリア部門  701億1200万円(99.8%)
②ホームインプルーブメント部門  838億0100万円(103.0%)
③ホームレジャー・ペット部門  667億3800万円(101.6%)
④ハウスキーピング部門  1120億6500万円(98.2%)
⑤ホームファニシング部門  320億3700万円(96.3%)
⑥ホームエレクトロニクス部門  395億1000万円(98.2%)
ホームインプルーブメント、すなわちDIY商品と、ホームレジャー・ペット用品が伸びている。

検索ワード:DCM ホームセンター ダイキ カーマ ホーマック ケーヨー

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