ベルクニュース|2月期決算は既存店売上高103.2%で増収増益・経常利益率4.9%
(株)ベルクは2017年2月期決算を発表した。
連結期間(2016年3月1日~2017年2月28日)の営業収益は1935億6600万円(前年同期比6.9%増)、営業利益は91億6400万円(同9.0%増)、経常利益95億6200万円(同8.8%増)で、増収増益となった、
営業利益率は4.7%、経常利益率は4.9%とこれも優良レベルと維持した。
ベルクグループでは、従来からスローガンとして「Better Quality & Lower Price」を掲げ、商品の品質強化、価格強化を推進している。その結果、前年同期に比べ客数が全店で105.2%、既存店で101.2%。売上高は全店で107.0%、既存店で103.2%となった。
店舗投資に関しては、2016年9月に埼玉県川越市に「川越新宿店」、11月に埼玉県富士見市に「富士見関沢店」、茨城県古河市に「古河駒羽根店」、2017年2月に千葉県野田市に「野田柳沢店」を新規出店した。その結果、2017年2月末現在の総店舗数は99店舗となって、三ケタの大台を目前とするに至った。
物流では、2つの自社センターで、商品を産地やメーカーから大量一括調達することにより、配送効率を高めた。
これらの結果、親会社株主に帰属する純利益は62億1100万円(前年比118.5%)となった。
2004年、ジャスダックに株式上場して以来、2008年東証二部上場、2009年東証一部へ指定替絵という順調な成長を果たしたベルクだが、2007年、イオンの持分法適用関連会社となり、イオングループ入りしている。そのうえ、2015年、原島功会長を65歳で亡くし、大島孝之社長を中心に、結束を固めている。
増収増益で、経常利益を5%前後に維持している経営は高く評価していいだろう。
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