リテールパートナーズニュース|大増収増益で年商1430億円、次期はマルキョウを加えて2300億円

(株)リテールパートナーズの2017年2月期決算が発表された。
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〈テールパートナーズ公式ホームページより〉

代表取締役社長は田中康男氏、副社長は池邉恭行氏。

山口県中心の(株)丸久(田中社長)、大分県中心の(株)マルミヤストア(池邉社長)がまず2015年7月に経営統合したリテールパートナーズの2017年2月期連結決算は、営業収益1429億5200万円(前年同期比23.3%増)、営業利益46億2900万円(前年同期比5.0%増)、経常利益49億7500万円(前年同期比7.4%増)。

増収増益で、営業利益率は3.2%、経常利益率は3.5%。

ただし特別損失を計上して、親会社株主に帰属する当期純利益は25億5500万円(前年同期比40.4%減)と減益にした。その理由は第1に経営統合関連費用が発生したためであり、第2に熊本地震に係る災害による損失、減損損失などを計上したためである。

2015年の経営統合によるシナジー効果を生むため、丸久とマルミヤストアの両社間で経営統合委員会を設置し、店舗運営の効率化、什器備品や資材調達コストの削減、人材の育成などに取り組んだ。

さらに期中には、大分県のマルミヤストア商勢圏内のドミナント戦略強化のために、大分県下のローカルチェーン(株)オーケーから事業を承継するため、2016年4月18日に(株)新鮮マーケットを設立して、18店舗を吸収分割によって取得した。(株)新鮮マーケットが14店舗、(株)アタックスマートが4店舗、リテールパートナーズ参加として、営業を開始した。それが23.3%の増収に貢献した。

さらに、2017年3月1日に福岡県の(株)マルキョウを完全子会社とした。リテールパートナーズを株式交換完全親会社、マルキョウを株式交換完全子会社とする株式交換を行って、スーパーマーケット事業において、マルキョウ及び同社の子会社である(株)青木商事を加えた。

2018年2月期の連結業績予想は、この経営統合によって、さらに業容を拡大し、営業収益2300億円(前年同期比60.9%増)、営業利益69億円(前年同期比49.0%増)、経常利益75億円(前年同期比50.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益40億円(前年同期比56.6%増)を見込む。

山口県、福岡県、大分県、佐賀県、熊本県、長崎県、宮崎県に259店のスーパーマーケット、ディスカウントストアを展開するリージョナルチェーンが誕生した。

 

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